おおっ、卒塔婆が建っています。
やはり、この地一体がお墓なのでしょうか。
しかし、傾斜面ばかりで一向にお墓らしきものは見えません・・・
ぬつ、これがお墓でしょうか。岩をくりぬいてできた、やぐららしきものが無数にあります。
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やぐらの中には確かに、墓石らしき石が鎮座しています。
すごくわかりにくいので、見落とす可能性もありますが、注意して見ると、かなり多くのやぐらが岩の斜面いっぱいにあります。
こんな霊園見たことがありません。（このやぐらが１６０くらいあるらしい・・・）
探索後に知ったのですが、こうした岩をくりぬいて作るお墓は、鎌倉特有の文化だったそうです。
例えば、有名な心霊スポットの腹切りやぐらも岩をくりぬいて作られたお墓です。
もうこれ以上先に進めそうにありません。肉眼でとらえるられる限りでも、奥にはかなりの数のやぐらが見受けられます。
これがすべてお墓なのでしょうか・・・
調査結果
鬱蒼と茂った木々のせいで、やぐら群の全貌を見ることはできませんでしたが、まんだら堂にかなりの数のお墓があるのは確かです。
しかし、実はやぐらから遺骨等が発見されたことはないらしく、ここがお墓だったというのも確実ではないそうです・・・
名越の切通し付近は、鎌倉幕府の戦争における重要地点らしくそこでなにかしらの合戦が起きていてもおかしくないそうです。
ということは、やぐらのお墓に眠るであろう幽霊だけではなく、ここで戦士した武士の幽霊が出没する可能性もあるようです。
