所在地 | 神奈川県逗子市久木 → MAP |
噂 | 白い服を着た女の霊 |
危険度 | レベル2 |
平成4年7月の朝、逗子発鎌倉行きの回送電車が何かにぶつかった衝突音で急停止した。下車した車掌達が電車の周りをくまなく調べてみたものの、結局なにも見つからなかった。しかし、その回送電車の運転手は、白い服を着た女が線路を横切るを見たと主張した。その後、同様の事件が立て続けに2回起きた。奇妙な衝突音がするのは、きまって久木踏切付近であった。
そして、衝突音のする寸前に運転手は必ず白い服を着た女の幽霊を目撃したそうだ。
また、怨念地図にも白いワンピースを着た女幽霊の目撃情報が掲載されている。
ぱっと見の感想は、なんのへんてつもない踏切といった感じでしょうか。
時間的に電車が走っているので、いつ電車が来るかヒヤヒヤものですね(汗)。
どこにでもある踏切しかみえませんが、確かにここは有名な心霊スポット「久木踏切」のようです。
謎の看板がありました。カエルの絵の右に↓を指した矢印が・・・
白い服を着た女幽霊と関係があるのでしょうか。いや、ないですよね。
右の写真の看板も奇妙です。手書きで、しかも汚い字です。
JRさん、もっとしっかりした看板を作ってください(笑)。
う~ん、霊感のない管理人にとっては普通の踏切としか思えません・・・
右の写真のお寺の先の道は、名越切通しとまんだら堂跡に続いてそうです。
小坪トンネル、名越切通し、まんだら堂跡といったメジャーな心霊スポットがこの付近には集中しています。
久木踏切に現れる女の幽霊もこの付近の幽霊の出没しやすい立地になにか関係しているのでしょうか・・・
探索を終了する間際にこの石碑を発見しました。
近くのお寺関係の石碑か何かだと思って近づいてみると、なんと、「轢死者供養塔」との銘が刻まれていました・・・
この供養塔は、大正4年に建立されたようです。
そんな昔から電車に轢かれて死んでしまった人がいたんですね。
普通、踏切に供養塔ってないですよね(汗)。
ということは、やっぱりこの久木踏切は普通じゃないってことですね。
調査結果
近くに電車に轢かれて死んだ人々のための供養塔があることで、明らかにヤバイ踏切であることは間違いなさそうです。
平成4年の奇怪な事件の起こるはるか昔、大正4年時点ですでに多くの死者が出ていたことは、ちょっと驚きました。
供養塔って、やっぱり何か幽霊的な出来事を鎮めるために建立されることも当然あると思います。
ということは、やはり幽霊が出るんじゃないでしょうかね、ここは・・・