所在地 | 神奈川県逗子市 → MAP |
噂 | 多種多様な幽霊 |
危険度 | レベル2 |
神奈川県道311号線にある小坪トンネルは、ある意味で日本一有名なトンネルといっても過言ではない。
というのも毎年夏になると、なにかしら媒体で話題に上がるくらいに日本でも有数の心霊スポットなのだ。
一重に小坪トンネルといっても、実は6本のトンネルからなっている。それらのトンネルを総称して「小坪トンネル」と呼ばれているようだ。
鎌倉から逗子方向にある「名越トンネル「逗子トンネル」「小坪トンネル」。逗子から鎌倉方向にある「新小坪トンネル」「新逗子トンネル」「新名越トンネル」。
幽霊の出没や不可思議な事故が多いのは、
「名越トンネル」と「小坪トンネル」らしい。
幽霊の噂としては、かなり多種多様な噂があるためなんとも言い難いが、女性の幽霊がボンネットに落ちてくる、見知らぬ女性の霊が後部座席にいた、トンネル手前に佇む女性の霊、幽霊がらみの交通事故が多発する、等々、他にも多くの噂が語られている。
その根拠として多く語られているのが、トンネルの上にある火葬場の存在だ。問題の火葬場であるが、かなり昔からあるらしい。昭和28年に発表された、怪談話を題材とした川端康成の小説「無言」に、小坪トンネルに幽霊が出ることと、付近に火葬場があることに触れている。
現時点(2008年)から逆算しても半世紀も前から、小坪トンネルは心霊スポットとして認知されていたようだ。
1980年代の心霊番組の主役、小坪トンネルです。
当時、管理人は物心ついたばかりの鼻水垂れガキでした(笑)。
でも、遠い記憶に心霊スポット系の特集番組がよく放送されていたのを覚えています。
当時のような、心霊ブームが来ればうれしい限りです。
現在では心霊スポットといえば、一部の若者達の夜の楽しみ程度でしかありませんが、当サイトのような心霊スポット系のサイトが少しでも心霊スポットを盛り上げていければと思いますね。
朝方の探索とはいえ、なかなかの雰囲気を醸し出しています。
しかし、車の通行が多いトンネルたですので、廃道にあるトンネルに比べるとちょっと劣るかな・・・
でも、大物霊能者達が舌を巻いたぐらいの危険スポットですから、霊感のある人にとっては雰囲気があるとかそういるレベルを超えた戦慄がこのトンネルにはあるのでしょう。
歩道は設けられていますが、スピードを出した車が通過するともの凄い音がトンネル内に響き渡り、恐怖です・・・
朝の通勤時間帯ですので、飛ばしている車が多い。
小坪トンネルでは、事故が多いと説明しましたが、なんでも、トンネルを通過中に車の機器類が以上をきたすそうです。ワイパーが突然動き出す、カーステレオから奇妙な声が聞こえる、突然カーナビがバグる、幽霊が出る場所は、磁場が乱れているとよく言いますが、機械類がバグるということは、小坪トンネルが磁場の乱れているポイントなのかもしれません。
トンネル内部の壁面を撮影したものです。
無数のシミがありますが、いたって普通です。
池田貴族氏は小坪トンネルのシミが動く瞬間をビデオカメラに収めたそうですよ。
管理人は、その映像を手に入れることができなかったので、もし、その映像を見れる方法を知っている方は一報下さい!
超有名心霊スポット小坪トンネルですが、特に何も起こらなかったので、短めのレポートで終了します。
ではっ・・・・
調査結果
関東心霊スポット大図鑑を開設してから約2年が経ちましたが(2008年現在)、やっとのことで、日本でも有数の心霊スポットである、小坪トンネルの調査レポートをみなさんにお届けすることができました。
しかし、残念ながらみなさんの背筋を凍らすことのできるようなレポートを書くことはできませんでした。
調査時間の都合上、早朝に探索しなけばならなかったという事情もありますが、夜間でも通行する車の数が多いらしいので、夜中なら緊張感のある探索ができたかは疑問です。
小坪トンネルで起こるとされる怪異は、車を運転している最中に起きるケースが多いので、徒歩での探索は、そもそも幽霊に出会える可能性自体が低いのかもしれません。