この朽ち果て具合が管理人好みです。
一つ気になるが、なぜかこのトンネルだけには外灯がある点です。
他の場所には一切がありませんが、なんででしょうか。
昼間でも薄暗い場所だからかもしれません。
戦没船員の碑です。
どうやら供養の対象は、観音崎で亡くなった人々ではなく、戦争で海に散っていった人々全員のようです。
水死体幽霊が出没するという噂があったらデマかもしれませんね。
それとも、幽霊達は供養塔に集まってくるのかもしれませんね。
左の写真は、おそらく大砲の一部だと思います。
子供だったらここでテンションが上がるのでしょうが、管理人は大人です。
とりあえず、5分くらいはいじくりまわしておきましたが・・・
右の写真の銅像ですが、何をしている姿なのかよくわかりません(汗)。
服装を見る限り、兵隊ではなさそうです。
一つ言えることは、3人共足場の悪い所に立っているのでバランスをとっています。
かく濡れて遺族らと祈る更にさらにひたぬれて君ら逝き拾ひしか
と、書かれています。
公園内の公衆トイレに女の幽霊が出没するという噂がありますが、このトイレでしょうかね。
実際に幽霊が出てくれれば、すぐわかるのですが、出てくれません。
どうも世の中の幽霊達は空気が読めませんね。
調査結果
観音崎は、戦時中は一般者の立ち入りが一切禁止されていたエリアでした。
軍人達だけが、生活していた場所だけに、当時の様子を想像しながら歩いていると幽霊が出るかもしれないという感情とは違った緊張感がありました。
というのも、おそらく軍隊という血生臭いイメージがこの場所につきまとっているからかもしれません。
こうした血生臭い軍隊のイメージが残る場所が心霊スポットになるケースは多いようです。
心霊スポットとは、いわゆる怪談が囁かれている場所ですが、『現代民話考』にも、旧日本軍や自衛隊に関する怪談は多く掲載されています。
軍隊に必ず血生臭いイメージがある以上、旧日本軍にゆかりのある場所、自衛隊の駐屯地などが心霊スポットになるのも必然かもしれません。