所在地 | 千葉県市川市八幡 → MAP |
噂 | 様々な祟り |
危険度 | レベル2 |
タタリの藪知らずとも呼ばれる八幡の藪知らずは、国道14号沿いの市川市役所の向かいに位置する。この藪には、一度藪にはいったら二度と出てこられなくなるという伝承がある。古くから伝わる伝承の他にも、藪の竹を切ろうとした者が大怪我をしたり、変死してしまったという噂もある。藪自体はけっして大きいわけではない。奥行き幅とも18mに過ぎないのだ。文献によると少なくとも江戸時代にはこの大きさになっていたそうだ。
しかし、こんな小さな藪にも関わらず、入ったら必ず迷ってしまう禁断の森として数百年の時間を越えてもなおその霊的な力は衰えていないのだ。
というわけで、いきなり鳥居の写真です。
この鳥居が国道沿いにあるんです・・・
ゆえに、全然雰囲気はないです。
人通りも多いし。
鳥居の裏に見える竹薮の中が呪われているそうです。
小さい社殿です。
この神社は、藪の呪いを沈めるために建てられたのでしょうか・・・
伊勢屋宇兵衛という人が立てた石碑だと思います。
国道沿いから竹薮の中を撮影しました。
ご覧のとおり、かなり立派な竹が群生しています。
ここまで立派な竹が生えているということは、長い間、切られていない証拠ではないでしょうか。竹を切ろうとするものは呪われるという噂は地元住民の間ではまだ強く信じられているのかもしれません。
調査結果
駅近で国道沿いという心霊スポットとしては立地の悪い場所である八幡の藪知らずですが、危険度をレベル2にしました。
というのは、藪に入れないように四方にフェンスが張り巡らされていることと、なぜか管理人自身、藪に入ることに躊躇してしまったからです。普段であれば、いろんな意味で入ってはいけない場所にも興味本位で突入していくのが管理人なんですが、今回は理屈抜きで藪に入ることを躊躇しました。
その時の心境を言葉で伝えることはできませんが、もしかしたら、この藪が危険であることを本能的に感じたのかもしれません。