群馬心霊スポット



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心霊スポット
所在地 群馬県桐生市黒保根町 → MAP
不可思議な交通事故・女の幽霊
他多数
危険度 レベル2

国道122号線のトンネル「城下トンネル」は、多くの幽霊目撃談、そして自動車事故多発スポットとして有名な場所である。
「天井から女の幽霊がフロンガラスに覆いかぶさってきた」「トンネル手前に首の無い人が立っている」等々、幽霊出没の絶えない強力な心霊スポットなのだ。
また、交通事故も多発している。道幅の広いほぼ直線の見通しのいい道なのだが、なぜか数ヶ月の間に8件もの交通事故が連続して発生したそうだ。それらの事故は、城下トンネルの南北500m前後に集中し、多数の負傷者と2人が死亡した。
そして、事を重く考えた当時の村長は、「このトンネルは怨霊に祟られている」と結論付け、トンネル手前に供養塔を建立した。
供養塔建立後、交通事故は激減したが、未だに幽霊の目撃談は絶えないそうだ。

栃木県の調査を終えた我々は、群馬県の超有名心霊スポット「城下トンネル」へと向かった。城下トンネルのある国道122号線は、比較的交通量の多いごく普通の国道といったところでしょうか。
眼下には渡良瀬側が流れ、自然も豊富でドライブにはもってこいの場所です。のどかなドライブを楽しんでいると、見えてきました城下トンネルです。
見た目はいたって普通で、注意していないと通り過ぎます(汗)。
経験済みなんで・・・

Uターンをかまし、早速調査を開始します。トンネル内部は、歩道が設けられているので一応歩行は可能なようです。交通量が多いのでちょっと怖いです。
しかし、霊的な怖さはまったく感じません。国道のトンネルということもあり、状態は悪くありませんね。心霊写真がよく撮れるスポットでも有名なので、いつもより多くシャッターを切りましたが、残念、1枚も不思議な写真は撮れませんでした(汗)。
心霊写真を撮るのは難しいです・・・

こちらが、先程説明した供養塔です。
「交通事故」「諸聖霊」と刻まれています。
ファイナルファンタジー好きの管理人としては、聖霊の文字に若干の違和感を感じます。怨霊でいいんじゃない。バチあたりですね、やめましょう・・・

比較的新しい花が供えられていました。この供養塔の建立によって多発していた交通事故がなくなったというのだから、地元の方々にとってこの供養塔は、偉大な存在なのでしょう。

幽霊1 幽霊2

城下トンネル周辺の様子です。草木に侵食された橋がひっそりと架かっています。特に変わった様子はありませんね。

幽霊3

国道122号線の下を流れる、渡良瀬川です。実は、この川にも血生臭い出来事がありました。昭和22年のカスリーン台風によって氾濫した川によって流された人々の死体の山が城下トンネル付近に流れ着いていたそうです。
城下トンネルで起こる怪奇現象となんらかの関係があることは言うまでもありません。

調査結果

冒頭文の続きを少し語ります。
城下トンネルが事故・幽霊の多発ポイントであることは先程説明したとおりですが、これらの事象の背景には、根拠となる様々な事実があったのです。城下トンネルのあるこの一帯は、鎌倉時代に阿久沢という領主の山城があったそうです。しかし、武田・上杉・北条らの軍勢によって攻められ落城しました。その時、数多くの武士達が命を落としたことは言うまでもないが、城下トンネルは処刑場があった場所なのです。
この他にもまだ血生臭い事実があります。
足尾銅山で過酷な労働を強いられた脱走者が力尽きて倒れる場所が城下トンネル付近で、追跡班は城下トンネル付近に先回りして脱走者達を捕まえ、そして殺したそうです・・・
以上のように城下トンネルは、事故が起こる、幽霊が現れる条件が多く揃っていることがわかります。無常の死を遂げた怨霊達が今もなお城下トンネルに彷徨っているのでしょう。
余談ですが、現在、城下トンネルの上には学習塾があります。この発言に特別な意味はありませんよ・・・