| 所在地 | 群馬県安中市松井田町 → MAP |
| 噂 | 事故死者の霊 |
| 危険度 | レベル２ |
熊の平駅は、横川～軽井沢間の中間停車場として造られた。主な目的は、給水・給炭と上下列車の行き違いであった。しかし、昭和３８年に碓氷新線の開線によって、熊の平駅は廃止された。これにより、熊の平ら駅は駅から信号場へと降格となった。
さらに、平成９年には長野新幹線の開通によって、横川～軽井沢間が廃線となった。
ところで、なぜ旧熊の平駅に幽霊が出没するのであろうか。それは、昭和２５年６月９日の朝に熊の平駅で山崩れが起こり、作業中の職員と家族、合わせて５０名が亡くなったからであろう。
悲痛の死を遂げた彼らの魂が、夜な夜なこの駅周辺に漂っているのではないだろうか。
国道１８号をめがね橋から軽井沢方面にしばらく走ると、旧熊の平駅構内につながっているトンネルが現れる。
写真を見てわかるように、トンネル入り口には柵が設けられており、無断で進入することはできない。
しかし、管理人は「念写」を使い、駅構内の撮影に成功した。
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トンネルと抜けて右に曲がりしばらく進むと、変電所と便所が見えてきました。
便所には特に変わった様子はなかった。
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変電所の入り口のひとつです。窓が割られています。廃墟とはいえ一応史跡ですので、最低限のマナーは守りましょうね。
右の写真も同様に変電所の入り口を撮影したものなのですが、割られた窓のあたりに発光体が写りこみました。
絶対、この建物にはなにかいます・・・
管理人は、怖くて建物内部には進入できませんでした（汗）しかし、廃墟デフレスパイラルさんに建物内部の写真が公開されております。
こちらページです
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左の写真の母子像は、先ほど紹介した事故で亡くなった方々のために、建てられた殉難碑です。
「平成１７年度 関東怨念地図」によれば、この母子像が涙を流すそうです。それだけ、悲痛の死を遂げたのでしょう。
この写真右側の霊堂も、事故死者の供養のために建てられてそうです。右の写真の稲荷神社は、殉難碑のすぐ横にありましたが、事故死者の供養と直接関係があるかはわかりませんでした。
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変電所のすぐ脇にある引込み線のトンネルです。
線路はすでに埋めたてられてしまっているようです。
トンネル内部は湿気があり、気味が悪い。
夜に行けば相当怖いと思う。
今回の調査は、念写ということで、幽体での探索だったので、十分な調査ができなかった。
しかし、旧熊の平駅は、実際に事故によって多数の死者がでている場所あり、管理人は幽霊の有無は別にして気持ちが重くなってしまった。
さらば、旧熊の平駅！
調査結果
ここ旧熊の平駅は、上述したように土砂崩れによって実際に多数の死者がでているリアルないわくつきの心霊スポットであった。
さらに、旧熊の平駅がある碓氷峠は群馬と軽井沢を結ぶ交通の要所であったが、急勾配が激しい難所であった。
ゆえに、近代交通機関が未発達であった当時、数多くの者がここで命を失ったことは容易に想像できる。
こうした事情から考えてみると、旧熊の平駅だけではなく、碓氷峠全体が幽霊多発地帯なのではないだろうか。