所在地 | 群馬県高崎市倉渕町水沼 → MAP |
噂 | 事故死者の霊・浮遊する生首 |
危険度 | レベル2 |
寂しげな山道をいくつものカーブをくぐりぬけ、地蔵峠を目指して走り続けます。
峠というよりも、峠に至るまでの山道で幽霊が出没するようです。
比較的短い距離で、地蔵峠にたどり着きました。そこでまず、目に付いたのが左の写真を見てもわかるとおり樹木が伐採されまくっていてかなり山肌が露出してしまっている光景でした。峠が従来のように樹木によって光を遮っていれば、もっと怖い雰囲気だったでしょう。
右の写真は、勘定奉行小栗忠順家臣塚本真彦の母ミツと娘チカの殉難碑です。詳しい説明は下の殉難碑の記述に譲りますが、とかく地蔵峠で悲劇があったようです。
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地蔵菩薩らしき石仏です。
旅人の安全のために祀られているのでしょう。
調査結果
管理人が地蔵峠に訪れた夕方頃でも、行き交う車はけっこう多かったのだが、なにやら陰鬱な雰囲気をこの地蔵峠は持っている。
どこの峠道でも、地蔵峠であったような悲劇が史実に残っていないものを含め、多く起きているだろう。峠道に心霊スポットが多いのもこうしたことが原因なのかもしれない。
大方、峠で死んでしまった方々は、目的の場所に辿りつけず息絶えてしまい、現世に多分な未練を残していった者達ばかりであろう。
その無念を我々に伝えるべく彼らは現れるのかもしれない。