東京心霊スポット



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心霊スポット
所在地 東京都東村山市多摩湖町 → MAP
水面から伸びてくる白い手
危険度 レベル2

狭山公園の敷地内にある「宅部池」には「たっちゃん池」というもうひとつの名前がある。その名前の由来にはこんな悲しいエピソードがあった。
1925年(大正14年)の夏に、地元の少年「たっちゃん」がこの池で溺れてしまったそうだ。
それを助けようとした青年2人も溺れてしまい、計3人が亡くなるという悲惨な事故があった。
この事故以来、夜に池付近に近づくと白い手が水面から突然現れ、池の中に引きづりこもうとするらしい。
また、少年のすすり泣く声が池のどこからか聞こえてくるそうだ。

狭山公園の近くまで来たものの、なかなか車を停めるポイントが見つからず、わざわざ交番のすぐ脇に路駐して、たっちゃん池に向かいます。
なんとも荒んだ歩道橋がありました。
たっちゃんもこの歩道橋を渡ったのでしょうか・・・
いや、時代が違いますね、失礼しました。

こちらがたっちゃん池です。
かなり澱んでいます。
この池で3人の尊い命が亡くなったかと思うと、うっ、うっ、しくしく(泣)。
しかし池ですから当然、激しい流れもないわけで、3人が溺れ死んだことが不思議にさえ思えます。
もしかしたら、池に出るのはたっちゃんの幽霊ではなく、3人の溺れた原因こそが池に現る別の幽霊の仕業とも考えられませんかね。

とまぁ、非生産的な推理をしつつ、池をぐるりと周ります。
なんと、たっちゃんが犠牲になったことによって建てられたと思われる注意看板がありました。
これが、供養塔の一つとしての役割はあるはずです。
ご冥福をお祈りします。

幽霊1

たっちゃん池近くの広場にあった注意書きです。
字を書く込むスペースが足りなかったのでしょう。
ワンポイントアドバイスですが、2行にしてみたらどうでしょうか??

幽霊2

それでは、最後にたっちゃん池の写真を一枚。
う~ん、どのアングルから池を眺めても汚いですね。
以上

調査結果

幽霊的な話ではないのですが、ちょっと思ったことを書きます。
先程も説明したようにたっちゃん池の正式名称は「宅部池」というのですが、子供が一人溺れ死んだからといって、世間一般的に池の名前自体がその子供の名前にすり替わってしまうのって不思議ですよね。
(この悲惨な事故を決して軽視しているわけではありませんので・・・)
それとも、たっちゃんはかなり有名な神童だったとでもいうのでしょうか。
それに、水難事故が起きている池など他にもたくさんあるはずです。
そう考えると、そもそもこの事故が実際に起きた史実かどうかという部分に疑問を感じてしまいます。
一応、事故の起きた詳しい日時やたっちゃんの従兄弟が事故当時の模様を証言しているという記述のあるホームページ等もあるので、都市伝説の類ではないとも思えるのですが・・・
しかし、ひとつ言えることは、わざわざ、図書館に行ってまで調べることでもないかなと・・・