明治に造られた旧旧吹上トンネルは、昭和になって旧吹上トンネルにその役目を譲った。
造られてから100年以上経つ旧旧吹上トンネルは、水が浸食し、いつ倒壊しても不思議ではない。
幽霊出没の噂は、多種多様な噂が入り乱れており、どれが信憑性の高い噂なのかわからないが、白い着物を着た女性の霊が出没するという噂をよく耳にする。
しかし、宮崎勤が幼女を殺害もしくは遺棄した現場が旧旧吹上トンネルだったという話がデマであることだけは確かだ。
旧吹上トンネルから旧旧吹上トンネルに向かうには、距離的に少し離れた場所にある道から進入しなければなりません。
その道がかなりわかりにくいのですが、上の写真の「この先 通行止め」と書かれた看板を目安にしてみてください。
看板の記述のとおり、車一台通れるか通れないかの激狭の道です。
人が通りそうにもない道ですが、外灯が一応設置されています。
さらに進んでみてわかったのですが、この先には人の住んでいる民家があり、そこの家の人のための外灯なのだと思います。
その民家のすぐそばに旧旧吹上トンネルがあるのですが、そこの住民は、騒いだりする心霊スポット探索者によって迷惑を被っていると思いますよ、おそらく。
みなさんはあまり騒がないようにしてあげてね(笑)
右の写真は、道の傍らにあった朽ち果てたトラックです。
トラックが朽ち果てていることより、こんな細い道に車が通っていたことに驚きです。
このあたりを歩いている頃からでしょうか、管理人は肩になにやら嫌な重みを感じ始めました。
霊感の無い管理人にとって、初めての経験だったので、少々驚きましたが、せっかくここまで来たのだからもう少し先に進んでみます。
しばらく歩くと左手に廃屋が見えてきました。
これが噂の廃屋だと思います。
この廃屋は、居酒屋もしくは茶屋の跡で、その店の女性店主が惨殺されたという噂のあるいわくつきの廃屋らしいです。
また、この廃屋を荒らした若者がその帰り道、バイク事故を起こして死んでしまったという話も聞きました。
かの有名な稲川淳二氏も、この廃屋に関する怪談を語っていて、管理人の記憶では、ここが昔居酒屋だったと稲川氏は語っていたと思うのですが、この廃屋の間取の感じでは、ここが居酒屋であったとは到底思えません。
まぁ、茶屋だったら可能性はあると思いますが・・・
それにしても、某サイトで見たこの廃屋の写真と比べると、相当破壊されてボロボロになっています。
こうまで荒らされてしまっていると、どこを撮影したらいいものかと迷ってしましましたが、とりあえず、室内の電気コードに何かが結びつけられていたので、それを撮影しときました。これにどんな意味があるんだ??
廃屋のすぐ脇にあった井戸に赤い椅子が放り込まれていました。
ちなみに、井戸は土で埋め立てられていました。
右の写真は、わかりにくいと思いますがトイレです。
もはや、見るも無残に破壊されてしまっています。
よくもまぁ、いわく付きの場所でこんなまねができるなぁ、と逆に感心してしまいます。それでは、この廃墟からも見える旧旧吹上トンネルに向かってみます!!