待避所がありました。
これを見ると、過去にこどで列車が走っていたという事実を実感できます。
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汚れた漏水が長年流れ落ちて、結晶化しています。
トンネルでこういった現象を見られるとは貴重ですね（汗）
けっして良いことではありませんが・・・
すさまじいクラック（ひび割れ）です。
ここまで、強烈にクラックが刻まれたトンネルは初めてです。
漏水もすごいですし、リアルに崩壊の危険性がありそうですね。
１４号トンネルに入居していたルンペンさんは、この物理的リスクを懸念して退居したのかもしれませんね。
長いです・・・
もはや、トンネル入口・出口から差し込む光がまったくありません。
前後が漆黒の闇を進んでいると、本当にトンネルから出られるのか不安になります。
よく臨死体験した方の証言で、意識を失っている間、ひたすら真っ暗なトンネルの中を歩いている夢を見ていたという話がありますよね、それに近い感覚かもしれません。
水の滴り落ちる音だけが響き渡る暗闇の中を歩いていかなけらばならない・・・
もしこのシチュエーションで一人ぼっちだったら、発狂しているかもしれません（汗）
リアルに怖いです。
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やっと出口に辿り着きました。緊張がほぐれて一安心です。
しかし、安心ばかりはしていられません。
目的地は、あくまでも１３号トンネルです。休まず先に進みます。
１３号トンネルに続く道は、廃線跡とはいえ、歩道として整備されています。
歩道の横には土岐川が流れ、川沿いの道路を走る車のヘッドライト光が見え、けっして人里離れた僻地にあるわけではありません。
しかし、トンネルの中は別世界です。「異界」という言葉がぴったりかもしれません。
１５〜２０分くらい歩いたでしょうか、やっとのことで１３号トンネルが見えてきました。
１３号トンネルの入り口です。
我々を闇に飲み込むかのような佇まいは、やはり威圧感があります。
入るのに躊躇しますね（笑）
まぁ、それに関しては１４号トンネルも同じですが・・・
足取りは重いですが、先に進みます。
見た目は１４号トンネルとさほど変わりません。
漏水具合からして、物理的リスクも同じようです。
霊的な雰囲気も特に何も感じません。
やはり、１４本あるトンネルの内の「１３」という不吉な数字が付されたトンネルだけにすぎなのか・・・
いや、何か戦慄が待っているかもしれません。
けっこう歩きましたが、コンクリートで塞がれてしまった場所にまだ着きません。
ここで、ふと「毒ガス」のことが頭をよぎりました。
先が塞がれてしまっている長いトンネルですと、空気の循環が悪く、有毒ガスが溜まっているかもしれません（汗）
無風状態が続いた山間部の盆地に溜まっているケースと同じです。
専門家に聞けば、取り越し苦労だったかもしれませんが、管理人は小心者ですので、ここで引き返すことにします。
霊的な感じを得ることはできませんでしたが、雰囲気は最高に怖い心霊スポットでした。
調査結果
大満足の探索となりました。
幽霊的なショックを受けず、怖い雰囲気を堪能する。
これが、心霊スポットを最高に楽しむことができるケースではないでしょうか（笑）
いたって単純なことなんですが、このケースで楽しめる心霊スポットにはなかなか巡り会えません。そういう意味では１３号トンネルには、満足度レベル３を点けましょう。
しかし、１３号トンネルの危険性に関しては疑問ですね・・・
先ほども軽く触れましたが。「１３」という単に不吉なイメージを連想させる番号が付されたトンネルだから、際立って噂が立っているだけかもしれません。
事故死者・自殺者が多く存在したことからすると、幽霊が出る可能性が高いのは間違いないでしょう。
つまり、１３号トンネルに限らず、どこのトンネル付近でも幽霊が出る可能性があるということです。