岩手心霊スポット



[PR]







所在地 岩手県金ヶ崎町 → MAP
おいしと子牛の幽霊
危険度 レベル1

おいし観音がある「千貫石堤」は洪水対策の池として天保2年(1682年)に起工した。しかし、工事中に度重なる決壊事故が起こったために、地元民達は「おいし」という19歳の女性を千貫で買取り、石柩に封じ子牛と共に100年の年季を限り人柱として生き埋めにした。その後しばらく決壊することはなかったが、毎夜、謎の女性の声が聞こえてきたり、石堤の発起人である川田氏の一族は滅び、生前のおいしと関係のあった人々の子供達は大人になるまでに死に絶えたという。地元民達は、おいしの祟りだと恐れた。
おいしが人柱として生き埋めにされてから100年経とうとしていた安永6年(1777年)に、1週間雨が降り続き、石堤が決壊した。その時、謎の36mばかり青い光が流れ出したそうだ。100年という時代を超えてもなおおいしの怨念は消えなかったという。
時は経ち、昭和50年に地元民の夢枕においしらしき女性の幽霊が現れるという事件が度重なったために、おいしの霊を供養する目的で観音像が建立された。
しかし、現在でも千貫石堤には若い女性と牛の幽霊を目撃したという話が数多く囁かれている。

遠征の時間的な都合で早朝の探索だったので、意気揚々とおいし観音に到着した我々だったが、車をある者?に囲まれています・・・
まぁ、たいしたことではないかもしれませんが、犯人はアブです。
総勢20匹ぐらいはいるでしょうか(汗)。
なぜアブがという感じですが、車の熱に反応しているのかもしれません。
上着でアブを払いながら車を飛び降りてダッシュでおいし観音に向かいます。

長い階段を登り終えると広場に出ました。
おいし観音と思しき石仏とその周りに他の石物達が置かれております。
この広場はちょっとした休憩場所になっているようですね。

こちらが観音様です。おいしの怨念を鎮めるために建立したそうでしが、効果はあったのでしょうか・・・
史跡系心霊スポットは、夜ならそれなりの迫力があるのでしょうが、日中は駄目ですね(汗)

牛の石像がありました。
子牛も生贄として生き埋めにされたそうですが、人と動物が一緒に人柱とされることはよくあったのでしょうか・・・
人柱の文化史にお詳しい方といらっしゃいませんか??
特に戦慄することもなく、おいし観音を後にした我々だったが・・・

調査結果

探索を終えて、車に戻った我々に戦慄が走りました。
大量のアブがまだいるではないですか・・・
さらに数が増えています。車に乗れない、どうしよ(汗)。
ここにいてもしょうがないですから、なんとかしなければなりません。
そこでまず、アブの中に特攻して車のエンジンをかけ、ウィンドウを全開してアクセルをベタ踏みです。約500m先まで進み、ある程度のアブは振り切ったのですが、車内に残ったアブが5匹ほどおります。
結局、車内からアブがいなくなったのは、東北自動車道に到着した頃でした。
こいつらの存在、夏のシーズンは幽霊よりも戦慄すること間違いなしです。


        さらなる恐怖へ・・・「心霊スポット写真館」