岩手心霊スポット



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所在地 岩手県宮古市 → MAP
多数の幽霊が出没
危険度 レベル2

宮古市と下閉伊郡岩泉町の境界にまたがる雄鹿戸トンネルは、昭和10年に竣工された。
雄鹿戸トンネルが造られた押角峠は急勾配の険しい峠道で、トンネル開通工事が開始されるということを知った地元民達は歓喜したことであろう。
しかし、険しい峠にトンネルを造る工事は困難を極めた。
噂によると、朝鮮人に強制労働を強いたという話や人柱として生き埋めにされた者がいるといった話がある。そのためか、雄鹿戸トンネルには前記の噂に関連した人々の幽霊が出るという。
また、そもそも険しい峠道だったため、道中に無念の死を遂げた者達もたくいるであろう。
雄鹿戸トンネルだけが心霊スポットというわけではなく、押角峠自体が幽霊の出没が多発する地帯なのかもしれない。

急勾配・急カーブ・幅員激狭の峠道をひたすら走り、やっとのことで雄鹿戸トンネルに到着しました。時間は午前0時を過ぎたくらいでしょうか。
真夏とはいえ、深夜の岩手県の風は冷たいです。

こちらが問題の雄鹿戸トンネルです。
昭和10年に竣工されたトンネルのわりにはけっこうしっかりしています。
おそらく幾度の改修が行われたのでしょう。
けっこう距離がありそうなので、車で侵入して徐行します。

トンネルの内部も外観と同様に綺麗です。
トンネル上部のレンガ造りのだけが昭和を感じさせます。
雰囲気的にはいたって普通といった感じでしょうか・・・
それまでの道中がけっこう強烈だったので、こんなにトンネルがこんなに綺麗なのは意外ですね(汗)。
まぁ、けっして旧道ではありませんからね・・・

エンジンが突然止まるという噂もありますが、管理人の愛車はいたって快調です。
どうやら、今日は幽霊が出る日ではなかったようです(笑)

車での探索ですので、あっというまに終わってしまいました。
「歩いて探索しろや!!」という声も聞こえてきそうですが、東北遠征であんまり時間がありませんので、すみませんです(汗)。
というわけで、急いで次の心霊スポットに向かいます・・・

調査結果

心霊スポットにしてはめずらしく、雄鹿戸トンネルに関する歴史的な考察されているサイトがあったので、非常に参考になりました。
そこでは、まず雄鹿戸トンネルが竣工された昭和10年に強制労働が行われていたとは時代背景からして考えにくいということ、また人柱もこの時代には考えにくいと書いてありました。確かに、村民が使うためのトンネルに強制労働が行われていたというのは考えにくいかもしれませんね。
しかし、人柱はどうでしょうか・・・
史実に残っていないのは当然として、閉鎖的共同体である当時の村でこういった古い風習を実行していてもおかしくないような気もします。
まぁ、いずれにしてもこういった噂が雄鹿戸トンネルの史実を歪曲しているのは確かでしょう。
歌人「西塔幸子」が押角峠について歌った詩があります。

「九十九折る山路を超えて乗る馬のゆきなづみつつ日は暮れにけり」

押角峠の険しい道筋を如実に表しています。
強制労働や人柱などの恐ろしい噂もありますが、トンネルに限らず押角峠で無念の死を遂げた人々が多かったのはまぎれもない事実だと思います。

       さらなる恐怖へ・・・ 「心霊写真動画館」