三重心霊スポット



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所在地 三重県津市 → MAP
様々な怪奇現象
危険度 レベル2
体験談 @

国道163号線にある長野峠は当時、伊勢街道と呼ばれぐらいに交通の要所であった。
あの松尾芭蕉も旅をした道としても有名な場所である。
その長野峠にあるトンネルには、幽霊が出るという噂がある。
2008年に新トンネルが開通したことによって、長野峠には3本のトンネルがあるわけだが、幽霊がよく出る噂があるのは、2代目の旧長野トンネルである。
幽霊の噂としては、多種多様な噂がある。交通事故死者の幽霊が出るという噂がもっとも多いと思われる。他にも様々な噂があるので、危険な場所というのは確かであろう。
明治期に造られた旧々トンネルの方は、トンネルを造る工事で亡くなった方々の幽霊が出ると噂されている。旧トンネルで幽霊が出る原因そのものが、旧々トンネルにあるという噂もあるそうだ。

こちらは2008年に開通した新長野トンネルです。
車で通過してみると、できたばかりのトンネルですから当たり前に綺麗でした。
心霊スポットとしては、まぁ綺麗なわけで、雰囲気的には欠けますね。
まぁ、そのうち怪談話も聞けるようになるかもしれませんね。

新トンネルを後にし、旧長野トンネルに着きました。トンネルの手前に侵入禁止のバリケードがありました。
旧道の入口に「トンネル封鎖」の看板があったのですが、案の定、トンネルは完璧に封鎖されています。他の侵入禁止の化トンと違って、いたずら程度で突破できないような頑丈な鉄の壁で塞がれていました。
新トンネル開通から2年あまりで封鎖されるのは、早いような気もしたのですが、現地に行ってみると封鎖しなければならない理由がわかる気もしました。
それは、水です。トンネル手前が軽い浸水状態のようになっていました。原因はわからないのですが、脇の斜面から滝のように水が流れ出しています。
もはや、ほったらかし状態で周りが水浸しになっているので、異様な光景極まりない感じです。
こんなような状態ですので、旧トンネルはあきらめ、旧々トンネルに向かいます。

先ほどのバリケードの近くに「明治トンネル」と書かれた看板を発見。その名の通り、旧々長野トンネルは明治18年に完成した、歴史的にも貴重なトンネルだそうです。
こんなに簡単に見つかるとは思ってもいなかったので、ちょっと拍子抜けですね(汗)。
旧々トンネルに向かうのに、かなりの物理的リスクを覚悟していたので・・・
足場の悪い山道を5分程度登ったところで、古いトンネルが見えてきました。

いかがですが、このトンネル・・・
ものすごい威圧感で、恐怖心よりむしろ感動してしまいました。
旧々吹上トンネル以来の戦慄ですね、まさに。
しかし、状態がひどすぎです。
トンネル手前は水浸しで川のようになっていました。
それにしてもこの水はなんなんでしょうか・・・  湧き水なのか??
水でやわらかくなった土砂が崩れて、トンネル手前を塞ぎ始めてますね。
梅雨の時期になった完全に埋もれてしまうのではないでしょうか・・・

トンネル内部も御覧のとおり、ちょっとした池みたいになっていました。
これでは探索のしようがありません。
水着を持ってくればよかったと、このレポートを作成している今でも後悔しております(汗)。
しかし、もし泳いで探索することを考えると、あまりにも怖そうなので、想像しただけで鳥肌が立ちますね(汗)。しかも、反対側は封鎖されています・・・

トンネルの手前と内部を撮影した写真達です。
これだけしかこのトンネルを撮影できないのが非常に残念でなりません。
このままだと、トンネル自体が地中に埋まる気配なので、これだけでも写真に納められたのはラッキーだったかもしれません。
今回は結局、ひとつのトンネルも探索することができませんでした(汗)。

調査結果

トンネル内部に入れなかったという点で、探索は失敗に終わりました。
しかし、明治トンネルの雰囲気には圧倒されました(汗)。
やはり明治期に造られたトンネルは雰囲気がありますね。トンネルの造り方も明治期独特の特徴があるようです。
新トンネル以外の旧トンネル2本が入れなくなってしまった今、心霊スポットとしての役目(?)はもう終わったのかもしれません。
お疲れ様でした。