青森心霊スポット



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所在地 青森県青森市 → MAP
遭難兵士達の霊
危険度 レベル2

八甲田山は青森市南側に広がる火山群の総称である。
青森県県内の心霊スポットといえば「八甲田山」と一番に挙がる程の超メジャー、そして霊的に危険な場所として知られている。
そもそも幽霊が出没する理由としては、日本山岳史上もっとも悲惨な出来事が起きているからである。
時は1902年1月、陸軍第8師団歩兵第5連隊210名が雪中行軍訓練のために八甲田山に向け出発した。
しかし、道中で記録的な猛吹雪に遭い、さらに十分な装備をしていなかったことも重なり、210名中199人が死亡するという大惨事になってしまった。
こうした歴史的な背景もあり、八甲田山では「軍隊が行進する音」「青い発光体」「兵士の幽霊」等、遭難死した兵士達の幽霊の目撃情報が絶えないのだ。
特に幽霊が出没するとされている場所が、「後藤房之助伍長の銅像」である。
後藤房之助伍長は、遭難を知らせるために助けを呼びにいった英雄である。しかし、行く途中で仮死状態となってしまったが、運よく発見されたことで遭難の事実が発覚した。
後藤房之助伍長の銅像付近で「青い光を見た」という情報が多いようなので、特に注意が必要である。

八甲田山といっても途方もなく広いので、最も怪奇現象が起こるとされている「後藤房之助伍長の銅像」にアタックすることにします。
問題の銅像は、上の写真の観光客向けの店「銅像茶屋」の先にあるようです。
駐車場もばっちり完備されていて、心霊スポッターにも大変やさしい心遣いですね。
(そんな心遣いあるはずないか・・・)
以前テレビで見た「北野誠のおまえら行くな」に出演していた、銅像茶屋の店主は一切怪奇現象にあっていないそうです(汗)。
まぁもちろん、観光客を減らさないためについた嘘かもしれませんが・・・

駐車場にあった案内板です。
たったの250メートルで問題の銅像に辿りつけるそうです。近い・・・
冗談半分で行ってはいけない心霊スポットとして有名な場所ですが、ほとんど歩く必要がなさそうなので、手軽に行けてしまうのが少々問題のような気がします。
それでは先に進みます。
観光地として整備されている場所ですので、路面はアスファルトで舗装されております。
そういったわけで、心霊スポット特有のおどろおどろした雰囲気はありません。
しかし、妙にあたりが静かすぎるのが気になります・・・
標高が高いせいで虫がそもそも少ないのか、それともついさっきまで降っていた雨のせいでしょうか、なぜか静寂につつまれております。
普段なら一切気にならないようなことですが、何せ心霊スポットに来ているわけで否応なしに緊張感が高まります(汗)。

歩くこと数分で残り100メートルとなりました。
そして、さらに歩くこと50メートルぐらいからでしょうか、いきなり霧が発生してきました。
というよりは、我々が霧の中に入っていったというのが正しい表現でしょうか。
あまりにも、唐突な霧の発生に少々ビビりました・・・
もうすぐ先に銅像があるわけですから、「銅像の近くだけに霧かよ??」と心の中で何度も自分に問いかけてことは言うまでもありません。


こちらが問題の「後藤房之助伍長の銅像」です。
ご覧ください、この濃〜い霧。
100メートル手前までは霧なんて一切なかったんですよ・・・
単なる自然現象なのでしょうが、こういう些細なことが起こっただけでもビビってしまうのが心霊スポットなんですよね。このスリル感がたまらなく好きだったりするのですが(笑)。
というわけで、この霧のせいで銅像の全体像を写真に収めることができませんでした。
肉眼では捉えられるのですが、フラッシュを焚くと霧に阻まれます。
かといって、プロの方がもっているような照明器具があるわけではありませんので、フラッシュに頼るしかありません・・・ 無念


ちなみに、霊的な不快感は一切ありませんでした。
霧の発生に少々ビビりましたが、それ以外に変わったことは起こりません。
しかし、銅像付近に滞在していた3分程度で霧が一層濃くなってきました。
こちらの写真を見て頂ければ一目瞭然かと思います。
霧が濃くなったから何なんだ??と言われてしまえば答えに困りますが、とにかく管理人のようなチキンハートには怖いんです、これだけで(汗)。
早々に退散します。

調査結果

日本山岳史上もっとも悲惨な事件が起きてしまった現場とされる場所でした。
その悲惨さのレベルからいえば、岩手県の慰霊の森クラスでしょうか・・・
とはいうものの、特に変わったことは起こりませんでしたが(汗)。
それにしても、ここで199名の方々が遭難死してしまったという実感が湧きませんね。
というのも、交通の発展によってこの標高まで車で数十分で来れてしまいますので。
本当に便利な世の中になったものです。
こうした平和で便利な世の中で育ってしまった我々みたいな輩を見ると、遭難死した兵士の方々も憤慨するかもしれませんね。
幽霊が「未練」「怨み」によって我々の前に現れるのだとしたら、軟派者は特に注意が必要かもしれません。
そんなの関係ありませんかね(笑)。