旧信超本線の線路跡に建設された「アプトの道」は、横川~碓氷第三橋梁(通称 めがね橋)を結ぶ遊歩道で、片道約5kmのウォーキングコースとなっている。線路跡といっても現在ではしっかり舗装されており、過去にここで列車が走っていた面影は無い。
管理人が訪れたのは平日であったが、数組の観光客がウォーキングを楽しみのどかな雰囲気であった。しかし、ここは史跡を巡る観光地とは別の一面をもっている。
言うまでも無いかもしれないが、それは心霊スポットという一面である。旧熊の平駅の調査レポートでも説明したが、アプト道のある碓氷峠は急勾配の難所で鉄道工事が困難を極めたことは容易に想像がつく。ゆえに工事関係者の事故死は多発したであろう。
こういった事情もあり、ここで噂される幽霊はやはり事故死した工事関係者なのだ。特にアプト道の終点にあたる、めがね橋は幽霊出没の噂が絶えない。
また、めがね橋は各種雑誌やテレビ等でも度々紹介されるくらい有名でもある。そこで、管理人は全長5kmにも及ぶ心霊スポットのなかでもかなりの距離の長いアプトの道の調査を試みることにする。
駐車場の都合により、この石碑のある所から調査を開始します。
ここが、アプトの道の正式なスタート場所なのかは定かではありませんが、車をとめる所がよくわからなかったので、しょうがないっ、残念。
石碑からしばらく歩くと、いよいよトンネル群が現れました。その名も第一号トンネルです。
トンネルの入り口からでは出口の光が見えません。やはり化けトンは出口が見えないのにかぎり。「俺はこのトンネルの先に出られるのか?」的な恐怖心です。
一号トンネルの壁の側面に電灯がつけられている。
しかし、そういった整備はされているものの、壁はかなり剥げ落ちていて、人の顔のような模様がいっぱいあった。しかし、昼間でも出口の見えないトンネルって怖いですよね。
そして、第二トンネルです。
トンネル入り口の左上の法に青い発光体が写りこんでいますが、気にしないで入りましょう。
二号トンネルも一号と同様に壁側面に電灯がついています。
どうやら、一号トンネルよりも距離的には短いようです。
しかし、やはり化けトンは昼間に来てもこえ~。
やはり壁は所々剥げ落ちていて時代を感じさせます。
次は三号トンネルです。
ここは日当たりが悪いようで、トンネル入り口には苔が生えております。
空気が湿っていて、一号・二号よりも気味が悪い。
しかし、見てのとおり距離は短いからたいして怖くはないだろう。
三号は壁の損傷がひどいです。やはり湿気のためでしょうか。
壁の模様が人の顔みえて、トンネルのなかは人面相だらけ。
上の写真の中にかなりの人がいるでしょ?
つーか、三号まででとんだけ歩かせんるだっ!
トンネルの写真しか載せていませんが、実はここまでかなり歩いています。
長い、長い・・・