香川心霊スポット



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所在地 香川県仲多度郡まんのう町 → MAP
首のない落ち武者の霊
危険度 レベル2

首切峠(くびきりとうげ)は、香川県仲多度郡まんのう町と綾歌郡綾川町境にある峠である。峠の標高は271メートル。
よくある心霊峠と違って、けっして標高が高い険しい山道というわけではない。
しかし、「首切峠」というおぞましいネーミングからは、どうしても陰鬱な印象を抱いてしまう。
この地名の由来であるが、天正7年(1579年)に長宗我部元親に攻め込まれた造田城の造田備中守宗俊の家来達が捕えられ、この峠で斬首された出来事からきているそうだ。
これらの戦没者を慰霊するために、地元住民によって建立されたお地蔵さまにも「首切地蔵」という名前が付けられている。
この地蔵が建立された理由と関係があるか否かは不明であるが、この峠には、よなよな首の無い落ち武者の霊を出没するらしい。

首切峠に向かう山道は、民家すらまばらな閑散とした雰囲気です。
夜ともなれば、漆黒の闇があたりの包み込む様子が容易に想像できます。
間違いなく、恐いでしょうね(汗)。
山道に入ってから、車を走らせること数分で山頂(峠)に到着しました。

ご覧ください。このおぞましい峠の名前を・・・(地元の方、すみません。)
しかも、あえてフラッシュを焚いて撮影してみると、バックの雲がどんより良い感じに撮れました。
これぞ「霊のおぼしめし」。ありがとう、幽霊さん。

こちらが噂の首切地蔵です。
斬首された造田備中守宗俊の家来達を供養するために建立された代物です。
弘化2年(1845年)と刻まれていました。
斬首事件があってから300年近い月日が経過してから建立されたのでしょうか・・・
だとすれば、よっぽど地元住民は落ち武者の霊に悩まされていたのかもしれませんね。

完全に入口をシャットダウンされてしまった旧道です。
生い茂った木々が我々を拒んでいるようで、その恐怖からか・・・、ひざがガクブル状態です。
と思ったら、さっきのスポットで歩きすぎたからだったという結末(汗)。
そこで、せっかくの遠征なので気合いを入れて進入しようかと思いましたが、思いのほかフェンスのブロックが猛烈で、あえなく撃沈しました。
だれも立ち入れなくなっているので、アスファルトから雑草が生え放題の状態です。

旧道には、先程の首切地蔵とはまた別のお地蔵様が鎮座しておりました。
ちょっとした追記ですが、高島昌敏著「廃墟巡礼」によると、首切地蔵が置かれる以前からこの峠には別の地蔵があったとのことです。なんでも、造田備中守宗俊の家来がこの峠で斬首される前から、既に首のない落ち武者が夜な夜な現れるという話が昔話集に収蔵されいたそうな・・・  
つまり、首切地蔵よりも以前に霊を供養するためのお地蔵様が必要だったわけですね。
幽霊出没情報の歴史がかなり古いというわけです。
何とも恐ろしい(汗)。
もしかしたら、この地蔵がその古い方かもしれませんね・・・
恐いので、もう次のスポットに向かいます。
といっても、次の目的地も恐い心霊スポットというのが救えない・・・(汗)。

調査結果

峠といえば、幽霊が出没する定番中の定番のスポットなわけですが、
そこで斬首された落ち武者がいるというのは、只ならぬ因縁を感じずにはいられません。
峠の持つ不思議な力とでも言うのでしょうか・・・
しかも、そこでまたその落ち武者の幽霊が出没しますからね、何とも始末が悪い。
ここ最近は、峠の下を貫く新トンネルがよくありますので、旧道の峠を走る機会は年々減少していく傾向にありますが、もし旧道を峠を走る際は、ハンドルをしっかり握って運転することを心掛けたほうがいいかもしれません。