埼玉心霊スポット



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所在地 埼玉県比企郡吉見町 → MAP
朝鮮人労働者の幽霊
危険度 レベル1

吉見百穴は、古墳時代後期の横穴式の集合墳墓であり、国の史跡に指定されている。また、ヒカリゴケが自生している貴重な場所であり、天然記念物に指定されている。
しかし、こうした歴史・自然的に貴重な場所であるが、過去に旧日本軍の軍需基地があったという血生臭い場所でもあるのだ。
現在のさいたま市にあった中島飛行機工場が米軍の空襲によって壊滅的な大打撃を受け、空襲から逃れるために吉見百穴の地下移転されることになった。
といっても当時、吉見百穴に地下施設があるわけではなく、大規模な掘削工事をしなければならなかった。
そこで、工事のために召集されたのが在日朝鮮人であった。
吉見百穴の地盤はけっして掘削工事に適した地質ではなく、工事は難航した。掘削には、ダイナマイトが使用されており、爆破によって落盤事故が多発して多くの朝鮮人が命を落とした言われている。
幽霊の噂としては、やはり朝鮮人労働者の幽霊の主没情報が多い。
吉見百穴は、埼玉県内でも有名な観光地であるが、こうした負の一面を持っていたとは埼玉県民の管理人でさえ知らなかった。

今回はいつもの探索とはちょっと違います。
なんと、本業の仕事で吉見百穴に行くことになりました。だから、入場料は無料!!(笑)
まさか、仕事で心霊スポットに行けるとは思ってもいませんでした。
そんなわけで、いつもと若干事情が違いますが、探索は普段どおり行います。

初見の印象は、完全に観光地という感じです。平日にもかかわらず、観光客がけっこういます。一応小さな土産屋もありました。う〜ん、なんとも長閑な雰囲気です。ここに幽霊が出るとは思えませんね・・・
それとも、夜になるとまた違う雰囲気になるのでしょうか。
しかし、吉見百穴は夜間に入場することができません。残念!!
それでは、軍需工場の跡地に入ります。

外の印象とはガラリと変わり、昼間とはいえ洞窟の中は雰囲気がありますね。
ここで朝鮮人労働者の多くが事故死をしたことを考えると、やはり観光気分ではいられません(汗)
おそらく当時、差別的な対応をされていた朝鮮人は日本人に相当過酷な労働を強いられてたに違いありません。日本人に対する恨みの念は強いでしょう。
そう考えると、「そりゃ、幽霊になって出るわ!」と妙に納得させられます。

しばらく進むと、鉄格子の設けられた進入禁止エリアが見えてきました。
崩落の危険性のあるエリアやヒカリゴケの生息地は進入できないそうです。
現在、見学することができるのは地下軍需工場のほんの一部にすぎず、最長1300mもの距離を掘る計画があったそうなので、この穴はかなり奥まで続いているのでしょう。
写真の場所以外にも、フェンスが設けられ先に進みないようになっている場所がいくつかありました。
こういった進入禁止のフェンスを見ると妙に先に行ってみたくなります(笑)
職業病でしょうか、それとも人間の本能かな・・・

一通り洞窟の中を廻ったので、外にでました。
地下軍需工場の掘られた古墳には、無数の横穴が空いております。
これは、古墳時代のお墓だそうです。
古代のお墓ということは、古代人の幽霊が出ても不思議ではありませんが、そういった噂はまったく聞きません。
猿人の幽霊が出てきたらおもしろんだけどなぁ〜(笑)
右の写真のように、フェンスが設けられ入れなくなっている横穴がほとんどでしたが、入れるようなっている横穴もありました。
でも、横穴にははってませんよ(汗)
子供の頃なら迷わず入っていたと思いますが・・・

調査結果

埼玉県の有名な観光名所です。
雰囲気としては、華厳の滝に似ているような気がします。
というのも、心霊スポットでありながら、一般の観光客で賑わっているという部分で共通しているからです。
しかし、過去に起こった出来事に関しては、華厳の滝よりもヘビーですよね・・・
人々の記憶から都合よく消された、恥ずかしく暗い過去です。
戦前の朝鮮人に対する日本人の差別はひどいものでした。
かの有名な関東大震災の時には、混乱に乗じて朝鮮人の大量虐殺が起こりました。
また、朝鮮人の従軍慰安婦問題も終結しておりません。
吉見百穴で労働を強いられた朝鮮人たちの苦しみは容易に想像がつきます。
管理人が今まで訪問した心霊スポットの中でも、幽霊がでる根拠が一番はっきりとした場所ではないでしょうか。