東京心霊スポット体験談 NO.8 |
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吹上トンネル(1)
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投稿者 もりしーはママの味 様 |
夏休み、親しい友人Tと私で都内でも有名な心霊スポットに行く事になり、 ふざけ半分でバイク2ケツで向かって行った。 一時間半かけてそこについた。 T『やっとついたな』 私『めっちゃ雰囲気あんじゃん…』 着いてからもTはふざけた感じだったがとうとう問題のトンネルの中に入って行った。 私は普段から怖いものは好きでも心霊スポットなどは苦手だった。 いくらなんでも薄暗いトンネルの中に二人で入るのは相当怖い…。 足元には水たまりなどがたくさんあり、《ぴちょーん》と水が落ちる音が響いたりしていた。 T『なんだよ!!なんもねーじゃんかよ!!!』 私『いやめっちゃ雰囲気あるし怖いから!!』 そこは普段は有名なスポットなので人が集まるのになぜかこの日は私達しかいなかった…。 このトンネルには《旧トンネル》と《旧旧トンネル》と2つトンネルがあるのだが、 旧トンネルを終えた後に私はなぜか吐き気がしてきたので行きたがるTを無理やり説得して帰ることにした。 帰りの道中 T『お前大丈夫か!!??』 私『いや軽くやばいわ…』 T『まあとりあえず寝とけよ』 私『そうするわ』 そういって私は眠りにつき、気づけば私の家の前に着いていた。 家に入り、二人ですぐ眠りにつき起きたらもう夕方で母が 『ご飯食べよう』 といって食べてる時に昨日の夜心霊スポットに行ってきた事を話しながら食べていて、 食べ終わり私とTは友達に呼ばれたので友達の家に行った。 友達の家の前でどこいくか決めているときにいきなり知らない番号から電話がかかってきた…。 『プルル…』 私『もしー??誰ー??』 『……』 私『誰っすかー??』 『…ざ……が…て』 私『はっ!!??』 それで電話は切れTと友達は『誰から??』と聞いてきたが私は 『しらねー、イタズラだわ』と言ってほっといたがすぐまた電話がなり母からでした。 私『どしたー???』 母『あんたさっき心霊スポット行ったとか言ってたよね??』 私『うん』 母『ちょっと話があるからT君も連れてうちにきなさい!!』 と言われ仕方なく友達とTも連れてうちに向かっていった。 うちに向かう途中なぜか目立った事もしてないのにパトカーに止められて 免許とって一年未満なのがバレてなぜか後ろに乗ってた私も紙に名前などを控えられ、 そこからは電車で地元の駅に向かい、 先にバイクで行かせ待たせてたTの後ろに乗りうちに着いたらまた警察がいてなぜかまた名前などを書かされた。 みんなで異常だろと話ながらうちに入ったら母は座って待ってた。 私『なんかあったの!??』 母『さっきは言わなかったけど実はね、 昨日の朝方あんたの部屋からいきなり《おい》って声がして部屋中から音がなってたのよ…』 といわれTと私は『なんかつれてきたくさくね??』 と話してその後ゲームしてたら夜中になりみんな学校なので帰り、私一人になった。 なんかさっきの電話や警察、母の話などが頭に蘇ってきていきなり私は怖くなり震えてきた。 怖さを紛らわすためになぜか元カノに電話して話していました。 楽しく話していたのでさっきまでの事は忘れていた。 しかし話して一時間くらいたったときいきなり部屋中ラップ音が響き… 部屋の明かりがいきなり消えた。 電話からは元カノの声がかすかに聞こえる。 とりあえずなにがなんだかわからなかった私はベランダの方をみるとベランダの前に男が立っていた…。 『…ざけ…が…て』 なにやら男は私に言ってきた。 しばらくして私はさっきかかってきたイタズラ電話を思い出した。 『さっきの電話と一緒…』 そう思った瞬間、その男は私の横にいて耳元でつぶやいていた…。 『ふざけやがって…』 これ以来私は心霊スポットへは行かなくなりました。 |
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