千葉心霊スポット体験談 NO.11 |
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鋸山トンネル |
投稿者 norikun1963 様 |
昨年の夏、家族旅行で千葉県の白浜に行った。 不思議な出来事は二日目の帰途に向かう途中で起こった。鋸 山には行った事はなかったが、ただ単純にロープウェイに乗りたかっただけだった。 まさかあんな事になるとは、思いもしませんでした。 鋸山のロープウェイ乗り場の駐車場に車を置いて、往復の乗車券を買って、鋸山に登りました。 ロープウェイを降りたら、雨が降り出してきて、このまま帰るか、家族会議を行った結果、 せっかく来たから、もう少し観てみよう! となり、傘を差しながら歩き出しました。 日本寺の入門ゲートがあり、これより先は有料とわかったが、 何があるかわからないけど、とにかく入ってみよう!となり、日本寺に拝観料を払って、いざ突入。 中に入って、日本一の大仏がある事がわかり、とにかく日本一の大仏を目指しました。 鋸山の半分位、下山した辺りに目的の大仏がありました。 ここで一休みして、山を登って、ロープウェイで下山するか、このまま歩いて下山するか、 意見は分かれたが、このまま歩いて下山することになり、 ロープウェイの駐車場を目指して歩き出しました。 途中までは快調に下山しましたが、途中で分岐点があり、駐車場の標識もなく、 大きい道を選択して進みました。 この選択がこの後体験する不思議な世界への第一歩だと、この時は誰も気が付きませんでした。 やっと大きな道路に着いたが、駐車場はありませんでした。 良く見ると、右折2Km先にロープウェイ乗り場の標識があり、戻るか、右折して2Km歩くか、 判断に悩んだが、2Kmであれば歩けない距離ではないので、車道を家族4人で歩き出しました。 とにかく車の通行が多くて、歩道もなく、危ない道路でしたが、2Kmなので何とかなるだろう! と安易な気持ちで歩いていました。 歩いていると一つ目のトンネルがあり、昔作られたのかな?と思う程、 古い作りだった気がします。 何とか一つ目のトンネルを通過したら、前方に二つ目のトンネルが見えました。 ここで妻が『タクシーで駐車場に行こう』と言い出し、自分と高校生の長男が後1Km位だから、 このまま歩こうと言って、自分が妻の手を引っ張って、歩き出しました。 トンネルの近くまで来たら、一台の車がトンネルの手前で止まって、運転手が降りてきて、 トンネルの入り口にある何かの石碑に水をあげていました。 そのまま車は走り出しましたが、トンネルに入って間もなく止まって、クラクションを鳴らしました。 その後、車は走りだしました。 自分たちもトンネルの中を家族一列になって歩いていると、トンネルの中が右カーブになっていて、 その辺りで、対向車線を走ってきた車が自分達にクラクションを鳴らしました。 何で?と思いながら、右カーブを抜けた辺りで妻の異変に気づきました。 妻は霊媒体質らしく、霊を見たり、霊と会話できるらしく、何かを感じていると察知した自分は、 長男を先にどんどんトンネルの出口に向かわせました。 自分が小学生の次男と妻の手を持って、とにかくトンネルの出口を目指しました。 妻の目からは、とめどもなく涙が流れています。 やっとトンネルを抜けると、入り口と同じく、何かの石碑みたいのがあって、水は花が供えられていました。 駐車場の近くまで来た辺りで、やっと妻が平常心に戻り、トンネルの中での話しを聞かされました。 右カーブの辺りで後ろから右肩あたりをつかまれていて、絶えず、妻の右側に気配を感じていて、 妻は『家族には触らないで!』と、叫んでいたとの事です。 また、右カーブ辺りで、対向車線で車がクラクションを鳴らした辺りでは、 子供連れの女性とすれ違ったと言っていました。 妻の体質は自分は知っていたが、長男は知らなかったので、唖然としていた。 冗談半分でトンネルの中で、長男が携帯で写真を撮っていたので、何も見ずにすぐに削除させ、 ふと次男を見たら、Tシャツが汚れていた。 この時着ていたTシャツは、アディダスの新品で、黄色でアディダスとプリントされているが、 そのプリントの下に、プリントから縦(下に向かって)に黄色を少しぼやかした感じで、 汚れていたので、不良品と思っていましたが、翌日、妻がTシャツを洗濯する時、手洗いをしたが、 プリントの色落ちではなく、何かに付けられた汚れだったと言っていた。 本当に怖く、不思議な体験でした。 |
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