大阪心霊スポット体験談 NO.８ |
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魔の第三トンネル |
投稿者 D★G 様 |
これは僕が大学3年生の時に体験した話です。 大阪の貝塚市には、通称「魔の第三トンネル」という心霊スポットがあります。 そこは通常トンネルにある電灯が一切なく、 「夜中トンネルの真ん中でエンジンを止め、クラクションを3回鳴らせば 何かが起こる」 という噂です。 ある日、僕のバイト先の後輩が7人で行ってきたらしいです。 噂通り、トンネルの真ん中でクラクションを3回鳴らして暫くすると、 ペチャペチャペチャ… という水溜りを走っているような足音が聞こえ、 キャキャキャキャキャ という女の子の笑い声が聞こえたそうです。 7人中6人が聞こえたそうです。 怖いと思いつつも、当時僕の中で心霊スポットが流行っており、 行くことにしました。 大学の友人4人（僕を含めて5人）と行きました。 僕が運転していました。 いざ到着すると、物凄い雰囲気です。 「これやばいんちゃう？」ってみんなで言ってましたが、 トンネルに入ることになりました。 噂通り電灯は一切ありませんでした。 真ん中付近に到着して、みんなに確認しました。 「じゃあエンジン切るで」 「ぉ、おう…」 ヘッドライトを消してエンジンを止めました。 真っ暗です。本当に真っ暗です。 助手席に座っている友人も見えません。 ハンドルすら見えないのです。 こんなにも真っ暗っていうのは初めて体験し、みんなあまりの怖さに ビビって無言でした。 「じゃあクラクション鳴らすわ…」 鳴らすのは本当は嫌でしたが、鳴らしました… ファー ファー ファー トンネル内ではクラクションがやけに響き、怖さが一層増しました。 何も起こりません。 僕「何も起こらんなぁ…」（内心ホッとしている…） 友「ほんまやなぁ…」 僕「もうちょっと待ってみよか」 友「そやな…」 何も起こりません。 僕「何も起こらんからもう帰ろっか」 友「そやな」 帰る事になりました。 そこは、全体的に道幅が狭く、トンネルを抜けたある場所でＵターン しないと帰れないという話を聞いていました。 トンネルを抜けてそのＵターンする場所に到着しました。 その場所も想像よりもはるかに狭く、最低2〜3回は切り返さないと Ｕターンできないくらい狭いのです。 僕は右回りにＵターンしようと思ったので、左スレスレに寄せて ハンドルを右に思いっきりきって、バックに入れようとした時です… がちゃっ あれ？ ギアがバックに入らない… がちゃっ がちゃっ 何回やっても入りません。 僕「あれ！？あれ！？バックに入らん！！」 友「もうええって（笑）ビビらんわ（笑）」 僕「いや、マジやねんって！」 僕のあまりの焦りように友人たちも信じ始め、 友「マジで！？ちょっともう1回ゆっくりやってみ…！」 がちゃっ！ 僕「入らん…」 何かが僕たちを帰さないようにしているのか… 僕「えぇ〜…、なんでやろ…」 と言いながらルームライトをつけた時でした… ギアのところにFRISK（お菓子のフリスク）が挟まっていました… なんやねん…っ！ 思わず叫びました。 マジで焦ったけど、こんなオチの話でした お気を悪くしないでください |
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