大阪心霊スポット体験談 NO.4


 

 一龍旅館






投稿者 おきしぃ 様



関西では、有名だと思いますが昔に【20年前】位だと思いますが先輩に連れられて合計八人くらいで、

一龍旅館に向かいました。

聞いた話ですが、 この旅館で昔カップルが服毒自殺を計って女性が苦しむ姿を見て、

男性が逃げ出すと言う事件があったと聞きました。

その後、旅館内に女性の霊が度々目撃されると言う、いわくつきの旅館です。

夜中に現場に到着して誰もが中に入るのを嫌がり霊感の在る先輩は、

『二階の窓から、女の人がこっちを見てる』

って言う始末で……

嫌な感じは、してたんですょ。

1番年下の僕が一人で突入する事になりました。

百円ライターの明かりだけで一階の奥まで行って証拠に、自分の被ってる帽子を置いて来い!!

って話で、ドキドキしながら旅館に入りました

入り口から二ツ目の部屋を過ぎた辺りですかね…

ライターの火が、弱くなってもう無理!!戻ろう! と、思った時でした。

顔にフワッと当たる物が在りました。

怖いけど、このまま確認せずに帰ったら余計に気になる!

と、思いライターの火をMAXにして確認したら、なんと浴衣でした。

……怖くなかったんです。

当時一龍旅館は、心霊スポットとして有名で連日肝試しに来る人が

居て誰かのイタズラで浴衣を掛けて驚かそうって事やな!

って思いそのまま奥まで進み、帽子を置いて帰ってきました。

僕の無事を確認した先輩たちは、

『ほんまに帽子置いて来たか?』 って、事で全員で行こうって話になりました。

僕は先輩達を怖がらしてやろうと思い、浴衣の事は、内緒にして最後尾に歩いてました。

無いんですょ……

浴衣が……

5分前まで在ったんですよ!

しかも、その日は平日で僕達以外誰も来てなかったんです。

よく考えれば帽子を置いた帰り道にも浴衣を見てないんですよ

しかし、その事は先輩達には言わずに2階まで行き何事も無かった様に旅館を後にしました。

事件は、その後に起こりました

8人で四人ずつ二台の車に別れて国道を走ってたんですが僕が乗ってる車の運転手が無言なんです。

しかも凄いスピードで…

先頭の車も凄いスピードで走ってて、急に路肩に車を停めて、

運転手の先輩が僕の乗ってる車の運転手に、

『あかん!見てもた!浴衣来てる女がずっと追い掛けて来てた!』

すると僕の車の運転手も

『俺もや!凄い顔して追い掛けて来てた!』

って言うんです。

その後僕が旅館浴衣の話をして、全員青ざめて家に帰りました。

まだ一龍旅館は在るみたいなんですが、

旅館の前にヤ○ザの事務所が出来てるらしく違う意味で怖い場所になってるみたいです。

度胸のある方は、是非足を運んでみてください。

僕のかわりに20年前のニット帽を取って来てください。

文章が下手でちゃんと伝えれたか解らないですが、僕の恐怖体験でした







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