大阪心霊スポット体験談 NO.3



生駒の某廃墟






投稿者 もも 様



生駒の某廃墟へ夜景を見に行った時に起きた出来事。

実際に体験した話です。

当時付き合っていた彼氏と生駒の廃墟へ夜景を見に行く事になりました。

そこは特になにか起きた訳でもなく、

彼氏自身も「ここの階段で男の人が自殺してるけど10回以上来てるし、

大勢で来てもなにも起きた事がないから大丈夫」と行って連れて行ってもらいました。

そこは途中からすごい山道になっていて私たちは彼の軽自動車で来ていました。

時期は2月…

雪も積もっていて大丈夫かな…っと思いながら山道を進むと、

案の定雪にはまって車が進まなくなりました。

彼氏が「懐中電灯あるし歩いてすぐやし歩いて行こう」と言うので雪が降る中私達は歩きました。

少し登ると目的地の廃墟がありました。

登りきると左手に廃墟、右手に電波塔と柵があり、私たちは廃墟の前へ…

その瞬間すごい後ろから見られてる感じがして私は動けなくなりました。

しばらくして動けるようになり、

雪でぬれるので廃墟の入口のトタンの屋根の下まで二人で行く事にしました。

入口までつくと彼氏が懐中電灯で中を照らして見ていました。

私もつられて見ていると奥の右側に螺旋階段が見えます。

「真っ暗やしなにもないなぁ」などと雑談していると、

ふと階段側から聞こえてくる水の音に私達は耳を傾けていました。

「雪が溶けて水の音するんかなぁ」って話をしていたら…

徐々に水の音が足音に…

足音がヒールの音に変わっていました。

私「今ヒールの…音せん?」

彼氏「え?!」

私達は動けなくなりその後お互い喋る事なく、ア然…

「誰か先に来てるんかな」とお互い思ってたらしくしばらく階段に視線くぎづけ…

でも誰一人降りてきません…

怖くなり、これはマズイ、と思いながら静かに車に戻りました。

が、車ははまってて動きません…

しばらく足音の恐怖+帰れるかわからないダブルの恐怖に襲われつつ…

やっと抜け出し夜景の見える駐車場へ急いで引き返しました。

そこで落ち着き先ほどの話へ…

私「ヒールの足音聞こえんかった?」

彼氏「足音は聞こえたけど…」

この後…

私が聞いていない事実を聞き鳥肌が立ちました。

彼はヒールと聞いて鳥肌が立ったらしいですが

彼が話したのは

前に大勢で来た時に霊感がある子が三人いて三人が三人共、

「電波塔に女の人が張り付いてこっち見てる」 と言ったそうです…。

私自身も「男の人が自殺した」としか聞いていません。

しかも霊感があるわけでもなく。

怖くてなにも言えませんでした。

後日、その彼の友達に付いてないか見てもらった所付いてないようでした。

よかった…








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