富士河口湖町・笛吹市の境にある御坂峠には、旧御坂トンネルと呼ばれる心霊スポットがある。旧御坂トンネルは、昭和６年に竣工され、工事には３６万人が動員されたという。
噂によれば、工事中に多数の死者が出たらしい。加えて、旧トンネルのある旧道では、バイク事故が多発しており、事故死者の幽霊も現れるそうだ。
しかし、旧御坂トンネルで一番出没するとされる幽霊は、僧侶の幽霊。
ネット等で僧侶の幽霊が出る原因等を調べてみたが、真相はわからなかった。
昭和４２年の新トンネル開通に伴い、現役を引退したが、現在では富士山を見る絶景ポイントとして、心霊スポットよりもむしろ観光名所として有名な場所である。
こちらが旧御坂トンネルの下を走る新御坂トンネルです。
以前は有料道路だったそうですが、今は無料で開放されているそうです。
新御坂トンネルも車で走ってみたのですが、怪奇現象等は起こりませんでした・・・
旧トンネルに期待しましょう。
新トンネル手前にある道が旧道の入口になります。
旧道とはいえ、つい最近まで現役のトンネルでしかも観光地にもなっているので、道路の状態は良好です。
よくある旧道の荒廃っぷりは一切ありませんでした。
車で走ること１０分程度で旧トンネルに到着しました。
トンネル手前には「天下茶屋」というお店まであり、完全に観光地といった雰囲気です。
しかも、峠から見える富士山の絶景を見るための観光客が多数・・・
怖い雰囲気はありませんし、徒歩でトンネル内に進入すると、えらく目立つ（汗）
まぁ、ここまで来たのですから、恥ずかしいとか言ってられませんね。
こちらが問題のトンネルです。登録有形文化財にも指定されているトンネルだけあって、歴史を感じさせる佇まいです。
これが廃トンネルだったら、相当雰囲気がありますね。
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・・・だそうです。いまでも路線バスが通過してるみたいですね。
トンネル上部には「天下第一」と刻まれています。
ちなみに反対側には、「御坂隧道」としっかり刻まれていました。
トンネル内は広くて車２台分の幅はありそうですね。
化トン特有の圧迫感は一切ありません。
軽く勾配しているようです。そんなに長いトンネルではないそうですが、出口がまったく見えません。ただし、入口はしっかりと見えます・・・
ですので、あまり怖くない（汗）。しかも日中。
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勾配が大きくなってきました。ちょっとした坂ですね。
トンネル中間地点に補強されているポイントありました。これも古いトンネルによくありますね。
雰囲気的には嫌な感じは特にしません。
ただ外ととの温度差が激しくて、かなりひんやりとした空気が漂っています。
霊障でしょうか・・・ こんな地味な霊障なら必要ありませんね。
歴史的価値の高いトンネルで汚物を発見・・・
普段なら「ときめく代物」なのかもしれませんが、今は汚物にしか見えません。
これも心霊スポットがなせるわざかもしれません。
人間の根源的な欲求すら消滅させてしまう・・・
歩くこと１０分程度で反対側に到着しました。
北側の出入り口ですので、苔が繁殖していて雰囲気があります。
しかし、反対側の観光客で賑わっている光景を思い出すと、怖い雰囲気はゼロ・・・
夜だとしても、ちょっと微妙かもしれません。
まぁ、あくまでも霊感の無い人間が言っていることにすぎませんが（汗）。
調査結果
トンネル内部は古いだけあって、けっこう雰囲気のある心霊スポットでした。
しかし、日中に行ったのは相当失敗でした。
観光客が多すぎる・・・ 雰囲気が台無しですね。
「心霊スポッターが何を自己中なことを言っているんだ」って感じですが、我々にとっては切実な問題です。
しかも、霊的な噂もそんなに多くありませんので、ちょっと微妙かな（汗）。