神奈川心霊スポット体験談 NO.11 |
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ヤビツ峠 |
投稿者 なべすけ 様 |
知り合いが日帰り旅行先を探していたため、 つい先日参考にとバイクで宮ヶ瀬の写真を撮りに行った帰りのことです。 道路案内標識のヤビツ峠という珍しいカタカナ文字に惹かれて通ってみることにしました。 そこで私は3度のおかしな現象に遭遇しました。 峠に入ってすぐ道路右側の休憩所に走り屋と思われる人が大勢いたため、 少し不安になりながら進んでいきました。 少し進むと道路も2車線だったのが単線になり車同士がすれ違うにも厳しい幅になってきて、 そのときふと後ろからスポーツカーがついてきてることに気づきました。 若干あおられ気味だったのですが、こういう細くてカーブの多い道で車に先行させると、 車が怖がってトロトロ運転になってしまい私はそれが嫌だったため自分が先行していました。 あおられていたということもあり、少し巡航速度を上げて走行していたのですが、 その車はすぐ後ろにぴったりくっついたままついてきました。 そしてなんとなくスピードメーターを見たら70キロ近い速度が出ていて、 その瞬間前のカーブからいきなり別の車が出てきて急ブレーキを踏みました。 衝突は避けられたと思ったのですが、ふと気づいたら前後に車などなく、私一人がそこにいるだけでした。 道の幅的にも、道路のほぼ中心を走ってた私を追い抜いていけるわけもなく、 そのときはただ「疲れてるのかな・・・」としか思っていませんでした。 そしてまた走り始めたのですが、 右肘と右膝に痛みが出てきて(バイクのブレーキ操作は右手=前輪 右足=後輪) どうにも耐えられなくなり右足だけブレーキから外した状態で走っていました。 そのまま走っていくと今度は別の車に追いつきました。 その車はかなりゆっくり走っていて、私は「こんな山 道じゃ仕方ないか」と思っていたのですが私が追いつくなり少し速度をあげて走り始めました。 程よい速度で、そのまま巡航していると真っ直ぐな道になり前の車が加速したので、 同時に私も加速しました。 しかしふと気づくとそこは右カーブで、前に道などなくガードレールでした。 そして急ブレーキをかけてなんとか前輪が軽く接触しただけで止まりました。 相変わらず回りを見るとやはり人は私だけで、もう頭の中も混乱してきました。 そしてまた進むとモヤがでてきて、匂いから火を燃やしている匂いだということが分かりました。 しかし、落ち葉などほとんどなく周囲の地面を見る限りだと、 かなり湿っている落ち葉をなぜわざわざ燃やしているのかと思いました。 その時かなり視界も悪くなったところで、正面からいきなり車がでてきて軽く接触を起こしました。 その車はヘッドライトは付けてなく、私はすぐバイクから降りてドライバーのところに行きました。 するとドライバーは窓越しに居眠り運転をしていたと言いましたが、 私はバイクが破損したわけでもなかっため、ナンバーだけ押さえて何かあったらそれを元に警察を 通して連絡すると言って、その車のナンバープレート入りの写真を撮りました。 しかし、その写真を車を行かせた後に見てみると、 自分のバイクのナンバープレートの写真になっていました。 そこから先はもう頭の中がパニック状態になり、急いでバイクに乗って出発したのですが、 ブレーキ操作やハンドリング、 ギアチェンジなどどれもままならなく至る所で事故を起こしそうになりながら帰ってきました。 |
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