下仁田から軽井沢に抜ける通称和見峠での出来事。
夏の深夜、前出の友人ともう一人計3人でタイムトライアルをしていた時の事、
彼が運転し私はナビもう一人が私の後ろに陣取りタイムを取っていました。
現在高速道路と交差する辺り道が葛籠折れになりスピードを落とした時黒いコートを着て
鞄を提げ帽子を被った男性の横を通過しました、
谷側ですから私のすぐ横で後席でタイムを取用ライトの明かりで
ボックスコートのボタンまではっきり見えました。
ドライバーが声を上げたので後席の友人もはっきり目撃しました。
カーブを曲がりきり時計を見ると午前3時10分、
こんな夜中に危ないというので乗せよと待っていましたが来ません、
ほんの数メートルなのに、そのとき後席の友人が
「夏なのになぜコートを?」と言った途端我々は全速でその場を去りました。
あの男は何だったのか、なぜ失神したまま30分近くも運転できたのか未だに解りません。
ただその後この事は一切話題にせず我々は進学の為故郷を後にしました。
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