| 所在地 | 徳島県美馬郡つるぎ町 → MAP |
| 噂 | 自殺者の霊 |
| 危険度 | レベル２ |
土釜は、貞光川の流れが緑色片岩の岩層を浸食することによってできた渓谷である。
渓谷には、３段に落ちる滝壺があり、その滝壺が釜の形に似ていることから「土釜」という名がついたという。
霊的な噂としては、土釜の滝壺に身を投げる自殺者が多くおり、それらの死体が滝壺から上がってこないという。
その理由は、滝壺の中に潜む怨霊が水中に引きづり込むという話だ。
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国道４３８号線を剣山方面に車で走ること数十分、土釜トンネルなる場所に到着。
左の写真にある「巨樹王国」の看板を右に入ると、目的地の土釜です。
土釜への入口手前には、専用駐車場・茶屋があり、ごく普通の観光地といった様子。
心霊スポットには似つかわしくない、バカップルもおりました。
土釜にいたるまでの細道で管理人の車の前を走っていたのが、このバカップルの乗った車でした。バカップルの運転が下手くそでかなりストレスがたまりました（汗）。
そのバカップルが土釜にいる。これも霊障かもしれません。（観光地だからです 笑）
余談はさておき、車を停車して、土釜に向かいます。
入口付近でも既に水が激しく叩きつけられる轟音があたり一面に響いております。
確かに、この水流に飲み込まれたら命がないかもしれません・・・
土釜を実際に見ないでも、そんな想像が頭をちらつきます（汗）。
そんなことを考えつつ、先程の入口からものの数メートル歩くと、もう土釜が姿を現しました。
遊歩道の高い場所から激写した一枚です。
水深が深いからなのか、水面が若干エメラルドグリーンに見えて、なんだか幻想的な光景です。
遊歩道を下り、土釜に近づきます。
土釜に飛び降り自殺をするならば、このポイントになるのでしょうか・・・
といっても、ちょっと高さが足りないような気もします（汗）。
死体が上がらない理由が激しい川の流れだとするならば、その流れの急さもちょっと足りないような・・・
本当に自殺スポットなのかちょっと怪しい気がします。
あくまでも、推測ですが（汗）。
ちなみに、というか皆様のお察しの通り、霊的な雰囲気は皆無です。
むしろ、マイナスイオンがあたり一面に漂っているような清々しさです（笑）。
土釜の水面付近まで下りて撮影した一枚です。
３つの釜のさらに下流地点ですので、流れもだいぶ緩やかになっています。
水面近くまで来てしまえば、自殺の名所ということを忘れてしまうような雰囲気です。
ちなみに、夜に来ると相当危なそうな気がします。
というのも、足場が非常に悪いので、自殺したくなくても誤って土釜に落ちてしまうかも・・・
そうなったら、もう水面に上がってくることはないのかもしれませんね。
調査結果
観光の名所であり、隠れた自殺スポットとの噂がある土釜でしたが、自殺スポットとしてのインパクトは微妙な感じでした。
というのも、高さ・水の流れのどちらも少々足りないような気がしたからです。
しかし、春先の雪解け水が豊富な時期であれば、また違った雰囲気だったかもしれません。
レポート中でもお話しましたが、夜は来ない方がいいかもしれません。
霊的なことそうですが、足場が悪いことと、せっかくの絶景がまったく見れませんので（汗）。