愛知心霊スポット体験談 NO.3



 伊勢神トンネル(1)






投稿者 龍牙 様



全国的にも有名で、テレビなどでも紹介されてるトンネルが、オレらの地元から少し行った所にあります。

そのトンネルにツレの先輩が行った時の話です。作り話のように思える人もいると思いますが、事実です。

ある晴れた日の夜、AさんとBさんとCさん(本名は伏せます。)の3人でそのトンネルに向かうことになり、

3にんは一人一台原付を走らせていました。

すると途中まで行ったところで、Bさんの姿が見えなくなり、

AさんとCさんは一時停車して、Bさんの携帯に電話をしました。

A 「もしもし、今どこにいるの?」

B 「オレもうトンネルに着いたんだけど。」

A 「早くない!?」

B 「だってみんな遅いじゃん。」

A 「じゃぁオレらもすぐに行くわ。」

と言う会話を交わし、再びAさんとCさんは原付を走らせました。

そしてようやくトンネルに着き、そこで再びBさんに携帯で連絡を取りました。

A 「どこ?」

B 「オレもうトンネル抜けたよ。」

A 「じゃぁオレらも抜けるわ。」

と言ってAさんは電話を切り、Cさんと共にトンネルを抜けました。

すると、トンネルの出口にはBさんの原付しかなく、Bさんの姿がありませんでした。

不審に思い、Aさんは再びBさんに連絡を取りました。

するとトンネルを抜ける前までのBさんとは、全く異なる雰囲気のBさんが電話に出ました。

B 「はい。」

A 「今どこにいるの?」

B 「家。」

A 「はっ?何訳の分からんこと言ってるの?」

B 「こっちは眠いんだわ。」

A 「だってお前さっきまでオレらと一緒に原付で走ってたし、ここに原付停まっとるじゃん!?」

B 「知らんわ!!」

と言って、Bさんは電話を切りました。

そのトンネルからBさんの家までは、原付を使っても1時間程かかるのに、

こんな一瞬で、ましてや原付を残して家に帰ることなど不可能です。

何がなんだか分からなくなった二人は、とりあえずBさんの原付を残し、Bさんの家に向かうことにしました。

そしてBさんの家に着き、家の前で電話を描けてもBさんは出ません。

インターホンを鳴らしても出てくる気配はなく、ドアノブを引いてみたら鍵が空いていました。

状況が状況なので、すぐに家の中に入ってみると、布団が敷いてあって、

掛け布団が膨らんでいたのでまくってみると、そこには変わり果てたBさんの死体が横たわっていました。







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